お灸を知る・使うせんねん灸 moxaブログ

2019.11.29

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光陰矢の如し

yukidaruma
早いものでこの日曜日はいよいよ12月、師走です。
街には日一日クリスマスのイルミネーションが増え、クリスマスに向けて盛り上がりを見せています。
いよいよ年末のカウントダウンが始まります。光陰矢の如しという言葉がまさにぴったりなのがこの12月という月。

クリスマスそしてお正月と行事がめじろ押しとあって何かに追われるようにあわただしい毎日を過ごすことになるのです。
この月日のたつのを早いと感じるヒトの気持ちを数値化してみせた人がいます。

18世紀のフランスの哲学者ポール・ジャネ。
「ジャネの法則」として知られていますがそのもととなるのは主観的に記録される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されることを心理学的に説明したものといわれていますが、そうむつかしく言わなくても私たちが日々感じているあたり前のことなのですが、彼は例えば一才の時の一年という長さは2才になると、その倍のスピード、3才になると3倍のスピードとなるというもので、なんと50才になると50倍もの早さで月日は過ぎていくとしているのです。

しかし、たしかあれは2年前のことと思っていたことがもう7年もたっているなんてことはよくあることで、ジャネの言っていることもうなづけるところもあるのです。

大人にとってあわただしい12月も子供たちにとっては待ちに待ったクリスマス、そしてお正月とうれしいことがつづきます。
盆と正月が一緒に来たようなというコトワザがありますが、子供たちにとって今ではクリスマスとお正月がつづいてやってくる、これからの季節こそ、一年の暦の中で最もうれしい日々なのです。

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