お灸を知る・使うせんねん灸 moxaブログ

2018.12.21

ブログ

古新聞のふくろう

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まんまるの目玉と目の周囲の毛並み、鋭くとがったくちばし、ふっくらしたカラダ、ぐっとふみしめた足の爪まで。このふくろうはすべて古新聞でつくられています。
京都のあるお店の一角で突然このふくろうに出逢いました。
ふくろうだけでなくネコも子供が乗っても大丈夫という大きなライオンもいましたが目がはなせないのはなんといってもふくろうでした。
古新聞を小さくちぎり小さく切り、まるめてはり重ねて作られているため近づいて見ると顔のあたりは新聞の株式市況の数字がぎっしり並んでいたり、色のアクセントは広告ページが使われていたりします。

古新聞を使って生まれたフクロウは、そのせいかとても何かを訴えたそうにしているところがふしぎな魅力。
フクロウといえば、今では生きたフクロウがいる喫茶店が行列ができるほどの人気ですが、ここにいる古新聞のフクロウは、ジッと一点を見つめているかのようなフクロウや、片目を閉じて仲間に語りかけているようなポーズの決まったフクロウなど、あたかもそのいちばんかわいい一瞬をフリーズしたそのままの姿で古新聞から生まれているのです。
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「足の骨には針金を使いましたが、あとはただただすべてが古新聞。丸める、折る、ちぎる、切る、重ねる、けずる、足す、はずす、ひたすらこれのくり返しです」と新聞紙アーティストAHIRUさんは語っています。
「そして福っとした気持ちを贈ったりもらったりできる作品をつくりつづけたい」とも。

年の瀬に、いいふくろうと出逢い一日心がHOTに・・・

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