お灸を知る・使うせんねん灸 moxaブログ

2022.02.04

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大阪中之島美術館オープン


大阪中之島美術館がオープンしました。
大阪に近代美術館を、1983年に構想が発表されて40年、水の都大阪のシンボル 中之島の川ぞいに立つ5階建てのブラックキューブの建物は6000点をこえるといわれるコレクションがぎっしりつまった大阪の新しい文化の殿堂をおもわせる存在感を示しています。

構想発表以来、寄せられた膨大な世界の美術史に残る数々のコレクションの寄贈に加えて、収集予算の廃止や市立美樹館との統合案など数々の逆風にもかかわらず集められたコレクションの充実ぶりには早くも美術ファンの熱い注目を集めているのです。

オープニングは「Hello! Super Collection 超コレクション展 ―99のものがたり―」のタイトルで膨大なコレクションの全貌を見せるべく、白隠、仙厓、良寛の書画から大阪ゆかりの佐伯祐三、マリー・ローランサン、ダリ、ユトリロ、ルネ・マグリット、モディリアーニ、大阪が生んだ世界に知られる現代美術の具体美術協会の吉原治良の作品、そして国内外の1800点に及ぶポスターのコレクションの中からロートレックの「ムーラン・ルージュ、ラ・グーリュ」「1964年東京オリンピックのスタートダッシュ」さらに生活の中の芸術として収集してきた20世紀の椅子のコレクションなど、遅れてやってきた美術館の充実ぶりはただただおどろくことばかり。

天下の台所と呼ばれ諸藩の蔵屋敷が並んだ中之島に生まれた中之島美術館は、蔵をおもわせる漆黒の外観とともに大阪の新しい顔としての堂々のデビューぶり。
これから次々とみることができる世界の近代美術に今から期待がふくらむばかりなのです。

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