ふきのとう、たらの芽、こごみ、うるい・・・
春の訪れを告げる野菜はいろいろありますが、その色で春を知らせるとなると、なんといっても蕾菜につきます。
ちょうどふくらんだ花の蕾のようにちょっとずんぐりしたカタチから名づけられた蕾菜、実はまだ生まれて10年たらず。
福岡JAで品種開発された新顔の野菜なのです。
アブラナ科の成長すると重さ4〜5キロにもなる大型からし菜の出たばかりの脇芽を摘んだもの。カラシ菜が葉っぱだけを食べるのに対し、この蕾菜は若い芽だけあって、太い茎の部分も全部食べられます。
ところで、からし菜がなぜ、からし菜というかというと
実は成長したからし菜の種を粉末にしたのが「和からし」なのです。
だから葉っぱも辛いのです。
サラダに炒めものに天ぷらに、火の通りがよくさっとゆがいたり、炒めたりするといっそう春らしいみどり色があざやかになって食卓に春を知らせてくれます。
三寒四温という言葉の通り、このところ日変わりのようにはげしく天候が変化、一夜にして10℃以上の変化もザラ、とあって、体調をくずしがちです。
天気予報まかせにしないで、その日その日の気候にあわせてセーターをベストにしたりと体調管理を心がけてください。