1月という月

風花舞う

睦月/初春/早緑月/初空月/孟春

1月の季語 福寿草・三寒四温・春隣

1月の「冷え」のツボ

  • 手のポイントの場所
    手のポイント
    手のひらを上にして、手首の曲がりジワの真ん中
  • 足のポイントの場所
    足のポイント
    内くるぶしの真下にあり、押すと痛みを感じるくぼみ

お灸ポイントの探し方

  • 1.へこみをさがす
  • 2.押すと軽い痛みのあるところ
  • 3.皮膚のカサつきもチェック

1月の冷え

二十四節気では「小寒」「大寒」と続き、冬の寒さが厳しい頃。
気温が低く、乾燥していると、お肌がピンと張り、手足がこわばり、身体が丸まります。
カラダの熱を逃がさないための防衛姿勢なのですが、カラダを動かさないためなかなか温まりません。
年末年始に続いた胃腸への負担は、お腹の張り、背中のこわばり、首コリ、肩コリをおこします。
胃腸の消化機能が低下していると風邪をひきやすくなります。

おすすめ薬膳

OK食材
冷え症に良い食材 ねぎ
ねぎ ねぎの薬膳的効能は「気・血」のめぐりを改善してカラダを温め、発汗を促し、悪寒を取り除いて解熱、節々の痛みや頭痛を解消します。
又、胃腸の働きを高め、消化不良を改善します。
独特のにおいと辛味の元のアリシンは疲労を回復し、免疫を高めます。
香り成分ネギオールは、抗菌作用、抗ウイルス作用があり冬に多い風邪を予防します。
NG食材
白砂糖
白砂糖 むくみやすくなるため、カラダが冷えている人は砂糖のとりすぎに気をつけて。

監修:薬膳料理 阪口珠未(さかぐち すみ)

おすすめグッズ

冷えとりグッズ 湯たんぽ

湯たんぽ

ヒトは眠りにつくと深部体温がさがり始めます。
湯たんぽは入れた時はあつく、ふとんをぬくぬくにして、カラダをあたため眠りを誘います。
そして眠りが深くなる頃には自然に温度がさがり始め、睡眠時の体温の低下のじゃまをしないため熟睡できます。
だから今も湯たんぽの人気はたえないのです。
(湯たんぽは寝る時はカラダに直接あてないように)

季節のコラム

<1月> 睦月 (むつき)
睦月とは、お正月に「人々が睦びあう月」という意味。

春に想いをはせるコトバはたくさんありますが、「待春」「春を待つ」は
「春近し」などより春を待ちこがれる気持ちがこもっています。
季節の移り変わりは、春や秋には去りゆく季節をおしむ気持ちから生まれた「惜春」とか「秋の名残り」などのコトバがありますが、冬にはそういった過ぎゆく日々をおしむコトバは見当たりません。
春は いつの時代も四季の中のひとつの季節というより明るい光、温かい風とともに、良きこと、幸せも運んでくれると希望を託したくなる季節なのです。
冬来たりなば、春遠からじ、
春はもうそこまで。

冷え暦

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