9月という月

天高く秋の空

長月 仲秋 月見月 秋彼岸

いわし雲 アキアカネ 秋日和

9月の「冷え」のツボ

  • 手のポイントの場所
    手のポイント
    手首の曲がりジワの上、親指側で、触れると動脈の拍動を感じるところです。
  • 足のポイントの場所
    足のポイント
    ひざのお皿から下がったところにある出っぱりを探し、ふくらはぎの内側へ指をずらし骨のキワのところです。

お灸ポイントの探し方

  • 1.へこみをさがす
  • 2.押すと軽い痛みのあるところ
  • 3.皮膚のカサつきもチェック

9月の冷え

■秋の特徴
9月に入ると徐々に空気が乾燥し、朝晩は涼やかな秋風が流れるようになってきます。
空気が乾燥すると、お肌もいっしょに乾燥してきませんか?
そして、鼻から、のど、気管から肺にかけての呼吸器も乾いてきます。

■9月の特徴
9月はまだ日中の気温が高く、引き続きのエアコン生活。
エアコンの乾燥+秋の乾燥=ダブル乾燥。乾燥は「むくみ」「冷え」を促します。
「くだもの」が美味しい季節。「くだもの」も生もの、冷たいもの。お腹が冷えます。
この時期にお腹が冷えると、秋の乾燥とあいまって、胸から喉、顔がほてるようになります。
いわゆる「秋のほてり」ですが、場合によっては「冷えのぼせ」を強く感じることも。

■9月の冷え症対策
お肌、呼吸器の保湿を心がけましょう。「むくみ」「冷え」のセルフケアです。
「くだもの」「野菜」などの生食をひかえ、火を通して食べてみましょう。
屋外、室内問わず、カラダを動かして熱をつくりやすいカラダづくりをしましょう。

おすすめ薬膳

OK食材
冷え症に良い食材 なつめ
なつめ 中国には「1日3個のなつめは医者いらず」ということわざがあります。
漢方では「大棗」という生薬として使われています。
「気」と「血」を両方補い、特に女性に大切な「血」を増やし、カラダを温めてくれるので冷え性の改善にも効果があります。
現代の栄養学でも鉄や葉酸などのミネラルが豊富で貧血予防にも効果があります。
また、胃腸を整えて体力を回復するので滋養強壮も期待できます。
しょうがやシナモンなどカラダを温めるものと一緒にお茶にして飲むと温め効果もアップします。
NG食材
白砂糖
白砂糖 むくみやすくなるため、カラダが冷えている人は砂糖のとりすぎに気をつけて。

監修:薬膳料理 阪口珠未(さかぐち すみ)

おすすめグッズ

冷えとりグッズ マッサージオイル

マッサージオイル

クーラーで冷えすぎて
代謝が下がり
お肌は乾燥肌に
マッサージオイルでお肌を
やさしくマッサージ
ほどなくカラダがあたたまり
うるおいお肌がよみがえります

季節のコラム

<9月>長月(ながつき)
陰暦9月の呼び名が、そのまま使われています。
日一日夜が長くなることから、夜長月が長月になったようです。

9月の声を聞くと、朝一瞬の涼風に秋の気配を感じる日がやってきます。
この待ちに待った秋の気配にいち早く反応するのが、赤とんぼとも呼ばれるアキアカネがいっせいに登場してきます。
アキアカネは、初夏の田んぼや水たまりで過ごしていた幼虫のヤゴから羽化すると、すぐ夏の暑さを避け、涼しい高知に移動し秋の気配とともに、産卵のためにいっせいに降りてくるのです。
かつてはとてもよく見かけたアキアカネは秋の季語。
今では絶滅危惧種に指定される府県も増えています。

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